T5.1カリフォルニアに至るまでの経緯(中編)

現車見に行った時にポップアップルーフをあげさせて貰った所

■ VW T5.1 カリフォルニアコンフォートライン 2019〜

実を言うとこの記事書いてる時点ではまだ納車してません(笑)今月中旬以降のGW前に取りに行く予定です。さて、VWカリフォルニアを知ったのはコレオスに乗っていた頃に、友人からThe Burning Houseというブログを教えてもらった後に、このブログオーナーが今となっては有名ですが、VANLIFEというサイトも始めてて面白い、その中でVWのトランスポーターがやばいよ、と言う事でカリフォルニアの存在について知りました。特にT3ヴァナゴンベースのウェスティ(ウェストファリア社架装)のT3ウェスティがカッコいいなんかと教わり、色々見ていくうちに現在もその系譜は脈々と続いていて(ウェスティ自体は身売りされてしまったものの)、現在のワーゲン純正架装のT5カリフォルニアを知りました。当時はあまりに高過ぎで、今まで乗ってきた車の3倍以上の値段のする車なんて、宝くじでも当たらないと無理だと、憧れの眼差しで眺めているばかりでした。

そして時は流れ、眺めていたT5.1 カリフォルニアは2015年に生産終了。T6ベースのカリフォルニアが徐々に流通し出しました。そして現在世代は先日発表されたT6.1へアップデートされ、カリフォルニア架装は来年あたりのデリバリーになるのでしょうか。そんな中、T5.1カリフォルニアも国内の流通は希薄なものの徐々にですが値段がこなれてきていました。

うちの事情ですが、家を購入してから多少状況が落ち着いてきてて、僕もフリーランスからちゃんと?サラリーマンになったことで収入が安定、多少金銭的余裕も出来てきた事から、ここ1年間は次の車どうしようかなぁとカーセンサーとグーネットを行ったり来たり眺めては、お気に入りリストになんとなく欲しい車を入れては見ていました。その中では、

・LANDROVER ディスカバリー4
・LANDROVER ディフェンダー(ロングボディ)
・LANDROVER ディスカバリースポーツ
・VOLVO XC90
・VW T5.1 or T6
・フィアット デュカトのバンコン

なんかをチョイスしては実際乗ったらどうなんだろう?と妄想するばかり。僕の趣味の指向が強過ぎてもなぁと言う気持ちもあり、まだ買う気もないのに、5歳児の娘にお山に行く車と中で寝泊まりできる車どっちがいい?と聞いた所圧倒的に後者が良いとの事。なんでも2階でゴロゴロしながら夜ランプつけて、好きな事するのが楽しそうと、なんとも想像豊かな回答を貰いました(笑)これは子供の夢もかなえてやらないとなと、勝手な理由を組み込みつつ、そんな選択肢も考慮しながら、色々知らないキャンピングカーの世界も覗き始めます。見てても国産のキャンパーは全く興味沸かず、軽キャンパーもしかり。買うならやはりVWファンの僕はカリフォルニアが欲しいけど、全く流通していない、、T3は乗りこなす自身がなくメンテも出来なさそうで躊躇してしまい人気もあって値段も高騰、T4ウェスティは個体が多少あるもののしっくりこないし、であればT5以降か他に競合する車体かなぁと漠然と思いを馳せます。

T6カリフォルニア(オーシャン)は1000万を超えてくるので、完全にお金持ちの車。これは負担が大きいし気軽に使えない。T6のウェスティ架装のクラブジョーカーシティもたまに出てくるもやはり1000万台。ベンツのVクラスのマルコポーロも同サイズだけどさらに高い。個人的な競合となるデュカトのバンコンは700万辺りからのスタートでウェスティ版もあって良さそうなものの、うちに停めるにはちょっと大きすぎる。あと700万は切って欲しいという金銭面からも手が出ずといった状況。マニアックなポーゼルのキャンプスター(シトロエンのスペースツアラー)も良い印象なものの800万円台、ピカソと同じディーゼルでパワー不足というのも気になったり。結果的には、T5(T5.1)で手頃なのを数年かけて探すかぁという結論に至ります。前述の通り別にすぐに乗り換えが必要な状況でもなく、こればかりはタイミング、地道にチェックして条件の個体が出るのを気長にまとうと言うことにしました。それが昨年の事。

そしてそんな中、、今年の初めにポツンとグーネットのカリフォルニアの個体数がカウントアップしているの気付き見てみた所、名古屋のオートリーゼンさんでベージュのT5が売りに出されていました、、!?

後編に続きます。