T5.1カリフォルニアに至るまでの経緯(前編)

■ ゴルフV GTI 2006〜

今までの乗った車達は自己紹介に書いた通りであまり古いのはちょっと置いておいて印象深い所から。写真が出てこず同じモデルの参考ですが、これは当時新車で買ったゴルフV GTIで、この時すっかりVWのファンとなってしまいました。国産車とほぼ同価格帯でこの質感、ずっしりカッチリとした乗り味、当時DSGが搭載されたばかりで(自分の個体は初期型から改良されたもの)、その前に乗っていたレガシィ B4よりスペックでは遥かに劣るのに、トルクフルで気持ちの良いスムーズな変速、抜けの良い2リッターのターボエンジンで、運転していて楽しいと初めて思えた車でした。

■ ルノーコレオス 2010〜

その後ゴルフに乗りながら色々な所へ行くうちに、キャンプブームが自身で再来。ハッチバックのゴルフでは手狭となり、リセールバリューがあるうちに乗り換えを検討します。ティグアンが出たばかりでしたが、ちょっと手が届かず。色々見ていた所、ルノー日産アライアンス(今問題となっている)で生まれたコレオスに出会います。中身はエクストレイル、足回りとデザインはルノーという珍しい車で、内装は明るいトリムやダッシュボードとそしてベージュレザー、抜けるような大きな電動パノラマミックルーフ、そしてエクストレイルと共通の走破性の高い4x4-iを搭載しムラーノと同じ2.5リッターのNAエンジンとCVT、フランス車らしい佇まいに惹かれて、欲しい色で出ていたディーラーデモカーを実写を見ずに購入します。

実際乗ってみると内装はVWに比べ明るく開放的でデザインコンシャスなものの、素材がチープな感じ、そして乗り味がフワフワとSUVらしからぬ感じで独特なものでした。人と被らない雰囲気とスタイリングが気に入っていたのですが、フランス車特有の足回りのフワフワ感が車体の背丈と相まって凄まじく、後部座席の奥さんは酔ってしまい長距離は辛いという自体になってしまいました。この頃子供が生まれたこともあり、では別の車に、、と検討します。

■ VW ゴルフトゥーラン ハイライン 2015〜

やはりVWで感じたドイツ車の振る舞いが良いなぁと、ドイツ車を色々見る中でミニのクロスオーバーか、程よいサイズながら7人乗り(家族も増えた理由で)そしてゴルフに通じる乗り味という事でトゥーランのどちらかを検討しました。キャンプ道具+自転車+サーフィンの同時進行がたまに起きていしまう我が家では、ミニのクロスオーバーとはいえハッチバックゴルフとほぼ同様のラゲッジスペースなので、個体が出て手付金を払っていたものの買う直前まで行ってやはり辞めてしまい、トゥーランの方でこれも探していたペッパーグレーという受注色で、程度の良い個体が新車の半値近い値段で近くのディーラーに出ていたので即決で購入しました。

何かと良い車でこの1.4リッターのダウンサイジングターボが秀逸、乗り味もシッカリで良く、何より2列目が畳める以外に全部取り外せる構造となっており、ちょっとしたバンのような扱いができるところが気に入っていました。実は新型のトゥーランはこれが出来ず(フラットにはなるのですが)、荷室の最大容積はこの一世代前のがキャパシティがあります。セミロングぐらいのサーフボードであれば積込みできたり、屋根積みで3台自転車乗せれたり、雪山に海に何も不自由しておらずノントラブルなので、当面この車で乗り続けようと思っていたのですが、、、

中編に続きます。